Q.
株主名簿の記載事項や作成方法を教えてください。
A.
株主名簿は、法定様式はありません。
そのため、会社法で定められている記載事項が記入されていれば、会社独自のフォーマットで株主名簿を作成することができます。
株主名簿の主な記載事項としては、以下のとおりです。
- 株主の氏名又は名称
- 株主が、個人の場合には氏名、法人の場合には法人の名称を記載します。
- 株主の住所
- 株主が、個人の場合には住所、法人の場合には本店所在地を記載します。
- 株主の所有する株式数(種類株式発行会社の場合、株式の種類及び種類ごとの数)
- 株主の氏名又は名称ごとに、所有する株式数を記載します。
- 株式が株式を取得した日
- 一般的に、株主によって相応の対価が支払われた日を記載します。
- 株券番号(株券発行会社の場合)
- 現在は、株券不発行が原則となっています。そのため、定款に株券を発行する旨を記載している会社(株券発行会社)に限り、株券番号を記載します。
《参考》
会社法121条|株主名簿
会社法214条|株券を発行する旨の定款の定め
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