Q.
会社設立時に準備すべき印鑑について教えてください。
A.
会社設立時に準備すべき印鑑は、主に以下の3つです。
- 実印(別名:代表者印、会社実印、丸印など)
- 実印は、法律で形状が規定されているわけではありませんが、実務慣例として18mmの丸印を使用することが多いです。
- 実印は、会社設立登記をする際に法務局に登録し、法的拘束力を持つ会社の印鑑で、会社の存在証明が求められる重要な契約や法的手続きの際に使用されます。
- 銀行印(別名:銀行届出印、金融機関届出印など)
- 銀行印は、銀行口座を開設する際に、銀行に届出する印鑑です。
- 実印を銀行印として届出することも可能ですが、実印は法的拘束力を持つ重要な印鑑のため、実務慣例として実印と別に銀行印を作成することが一般的となっています。
- 角印(別名:社印、角判など)
- 角印に決まった形状はありませんが、一般的に正方形をしており、「株式会社○○之印」などと会社名が彫られている印鑑です。
- 角印は、ビジネスで日常的に使用することが想定される法人印鑑で、会社の「認印」として使用されます。例えば、角印は取引先に渡す見積書、納品書、請求書、領収書などの書類に押印されます。
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