Q.

領収書を紛失した場合には、どのような対応をすべきでしょうか?

A.

領収書とは、商品や役務の提供に対して、支払者が代金を支払った事実を証明するための税務上の帳簿書類であり、7年間保存しなければなりません。
領収書の受け手(すなわち、支払者)が、受け取った領収書を紛失した場合は支払いが証明できないため、税務調査において経費として認められなくなるリスクがあります。しかし、支払者が金銭を支払ったのは事実ですから、何らかの対処が必要になります。領収書を紛失した場合の対処法として、以下の方法があります。

  • 領収書の再発行を依頼する
  • レシートで代用する
  • 利用明細や振込明細、通帳記録で代用する
  • 出金伝票で代用する

《参考》
法人税法施行規則 第59条(帳簿書類の整理保存)

《関連Q&A》
青色申告法人の帳簿書類の保存期間

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